奈良県大和郡山市

速成寺の庭園樹木葬を取材

速成寺のご住職から、今年も芝桜開花のご連絡をいただきましたので、4月20日に取材をさせていただきました。

例年は、新聞社の取材や観光でお越しの方で賑わっています。

今年はコロナ禍という事もありますので、お参り以外のご来苑はご遠慮いただかれているそうです。

本堂の横を通り抜けますと、庭一面に植えられた芝桜が満開でした。

芝桜などの庭の草花は、6年をかけてお寺のご家族で植えられました。

速成寺さんでは、写真の庭園全体が樹木葬エリアになっています。

納骨の際には、ご遺骨をトウモロコシを原料にした骨壺に移し替えてから、お花の下に埋葬いたします。

ご遺骨は、年月の経過とともに骨壺と一緒に自然と土に還ります。

本堂での法事や遺骨葬儀

永代供養（永代経）を申込された方は、50年の間は毎年1月に個別に霊名を読み上げるご供養が行われるそうです。

速成寺さんでは、火葬後に本堂で本格的なご葬儀「本堂遺骨葬儀」の受付もされています。

ご住職のお話では、樹木葬のお申し込みをお考えの方が葬儀のご相談されるケースが増えているとの事でした。

本堂遺骨葬儀とは、葬儀会館などを利用せず、お寺の本堂にご家族や近しいご親戚が集まり、ご遺骨を前にして行われる葬儀です。

ご住職のお話では、「葬儀もお墓も昔に行われてきたスタイルに、徐々に戻ってきているように感じています」との事でした。