お墓のQ&A
関西では納骨袋を使うと聞きましたが
関西エリアでは、お墓にご納骨をする際には、ご遺骨を納骨袋に移してから埋葬する場合が一般的です。
昔から行われている風習ですので、法律などで決まっているわけではありません。
もしも、寺院や霊園独自で「ご納骨についての規程」を設けている場合は、墓地の規程通りの埋葬方法で行われます。
時々、「納骨袋の入手方法や自作の仕方」についてのご質問をいただきます。
石材店や霊園では市販の物をご用意している場合が多いので、建墓した石材店や霊園に聞いてみてください。
寺院や石材店によっては、手作りの納骨袋を推奨している場合もあります。
- 納骨袋を自作される場合の注意点
- 骨壺よりも、だいぶん大きなものを作ってください。(大きすぎても全く問題ありません)
- お骨を土に還すことが目的ですので、天然素材を使用してください。
- あまり目の粗い素材や、極端に薄い素材の場合は二重にしてください。
- 写経や故人へのメッセージの記入、刺繍などをご希望の場合は、事前にお寺さんにご確認ください。
- 埋葬の際にお骨がこぼれないように、口をふさげる袋が使いやすいです。(紐で結ぶ・折りたたんで塞ぐ)
- 納骨袋には市販の物もございます
画像提供:有限会社オフィス石太郎
この袋のサイズは、「幅17㎝・奥行17㎝・高さ34㎝」です。
巾着になっていて、紐を引っ張って袋の口を閉じます。
材質は木綿ですが、お骨の粉がこぼれないように目の細かい厚手な生地を使っています。
自作される方の参考になればと思い画像とサイズを掲載いたしました。
- 骨壺のままでの埋葬をご希望の場合
お墓に埋葬される場合、関西エリアでは骨壺から出しての埋葬が一般的ですので、墓石の構造もそれを前提に造られています。
骨壺のままでの埋葬をご希望の場合は、必ず建墓のご契約をされる前に、石材店にご要望をお伝えください。